はじめに

映像広告の需要が高まってきている一方で、映像広告コンテンツの飽和状態が進んでいる。そのような中、映像広告市場拡大の更なる一手として、曲動画が注目されている。

科学的に証明されている耳への訴求

人がコミュニケーション等の情報収集を行う際に「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つに情報を分けた際、それぞれの情報が人に与える影響力の割合は**言語:7%、聴覚:38%、視覚:55%**であることが証明されている。これはメラビアンの法則と呼ばれる。

<aside> 💡 「メラビアンの法則」は、アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であったアルバート・メラビアンが、1971年に提唱した概念

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過去動画実績に基づく好データ

「メラビアンの法則」を映像広告に置き換えて考えた場合、アルバート・メラビアンが行なった実験の内容と異なるため、多少この割合が変化することが考えられるが、それでも「視覚>聴覚>言語」の順番に情報収集の価値が並ぶということは自明であると考える。それを裏付ける資料がこちらである。

株式会社ヤマダホームズ様の新規事業であるレオハウスのブランディング映像広告の制作を以前行い、Youtube広告(インストリーム広告)にて以下のようなアナリティクス数値を記録した。

https://www.youtube.com/watch?v=JsdF5ivOOew

30秒動画

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NP_100_drum_loop_habits_hats.wav

通常、Youtube広告(インストリーム広告)の30秒平均視聴(再生)率は20-45%と言われている。 参照:https://youtube.ad-market.jp/column/2020/05/20200522.html

また、本動画では、最後まで視聴したユーザーが10%前後を記録しており、およそ10人に1人がYoutube広告を最後まで視聴していた計算になる。

本動画の再生数は5000回を超えており、今もなお運用を続けている。

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15秒動画

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こちらは先ほどの30秒動画を15秒に圧縮した形で動画広告の運用を進めた数値となっている。視聴回数は175,956回再生で、30秒動画とほぼ同じ平均再生率を記録している。また、こちらの動画では3人に1人が動画を最後まで視聴している。

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クライアントの反応